今回は、「seem」と「 seem to be」の違いについて解説していきます。
一見、「seem」と「 seem to be」は似ている単語で、どちらも「~に見える」を意味しますが、使い方の違いがあります。
この記事では、二つの違いを例文を交えて解説していきます。
Seem
“Seem”は、外見や印象に基づいて、ある状態や事実を示唆することを意味します。
何かがそうであるように思われる、または見えるという感じを表現します。主に主語と共に直接的に使われます。
例文:
She seems happy today.
(彼女は今日、幸せそうに見える。)
The movie seems interesting.
(その映画は面白そうだと思われる。)
Seem to be
“Seem to be”は、”seem”に”to be”を付け加えた形です。
これは特定の状態や性質を暗示する際に使われます。
直接的な感じではなく、何らかの判断を含める場合によく使われます。
例分:
He seems to be upset about something.
(彼は何かについて不機嫌そうに見える。)
They seem to be ready for the presentation.
(彼らはプレゼンテーションの準備ができているように見える。)
「seem」と「 seem to be」の違いまとめ
“Seem”は直接的に主語と共に使われ、ある特定の状態や事実を示唆します。
「見てすぐわかる様子や外見の変化」等に使われることが多いです。
一方で、”Seem to be”は「〜であるように思われる」「〜のように見える」というより推測的な意味を含み、
“to be”を追加することで主観的な見解や意見を示す場合に使われます。
この二つの使い方には違いがあることを踏まえて、英語をマスターしていきましょう。